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総責任者挨拶

模擬裁判2022にご関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。


今年度私たちは「安全保障と個人の権利」というテーマを多面的に捉える経験をお届けすべく、各種コンテンツ── 当事者への取材に裏付けられ綿密に練られた脚本に基づいて、キャストが舞台の上で真実に生きることを志向した迫真の裁判劇、裁判劇の形式では扱うことのできない基地労働者の労働問題について接近するレポート映像、現場主義に基づく、「どこかで起こっている」裁判が始まるまでの軌跡を描いたムービー ──をご用意しております。

駒場の法廷で、画面の向こうで、私たちと共に思考していただけたら、そしてその思考の種を閉廷後も育んでいただくことができるならば、幸甚に存じます。

​柬理美結

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​脚本局長挨拶

今年度の脚本局では、「現場主義」の徹底を掲げて執筆を進めてまいりました。
「安全保障と個人の権利」として基地問題をテーマに据えた後、厚木・横須賀・岩国・普天間・嘉手納・辺野古などの基地に実際に足を運び、爆音訴訟原告団にお話を伺う調査から執筆は始まりました。
それからの過程は、多種多様な基地の歴史・実情を目の当たりにし、それを捨象し一つの演劇に落とし込む暴力性を自覚しながらの試行錯誤でした。
そうして出来上がった脚本が、基地問題の全ての実情を反映できていない、あるいは非常に論争的なこのテーマを扱う上で、原告・被告の台詞の一部が不快に受け取られることがあれば、力不足をお詫びする他ありません。
しかし、それでも本作品が、基地問題をより深く知るきっかけとなることを願います。

​直居佑奈

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演技局長挨拶

今年度の模擬裁判は、対面とオンラインの両方を並行するハイブリッド開催となります。
この模擬裁判が法廷での人間模様を演劇で描き出すものである以上、その息遣いや目つき・場の空気感といった細やかで迫真の「生」の感覚を、対面で是非お楽しみいただければと思います。対面劇にご来場いただけない方にも、裁判劇のオンライン/オンデマンド配信や、法廷に至るまでの登場人物を描いた映画作品にて、キャストを通じ「安全保障と個人の権利」という問題に迫っていただけると思います。

裁判「劇」や「映画」といった、「裁判」よりも一般に身近なツールが、立体的に・実体的に、そして何より楽しみながら、問題について我々と共に知り悩み考える一助となると信じております。駒場祭で、お待ちしております。

​羽鳥敬貴

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総務局長挨拶

今年もやってきました、駒場祭模擬裁判。

昨年は広報局で配信を担当して「表に立たずに後方での作業って楽しい〜」とかやっていました。懐かしいです。

今年は久しぶりの対面開催ということで、広報局を総務局として再編し、脚本と演技以外の仕事を広く扱う部局として発足させました。

SNS広報は例年のTwitterに加えInstagramとnoteを新設。より身近に模擬裁判を感じてもらえるようにしました。

パンフレットやビラなどは、今まで以上にデザイン性を重視しました。初心者とは思えないすごい良いものを皆さんが作ってくださったので、そちらもぜひご覧ください!

配信については、今回は映像作品もあるということでそちらとの棲み分けも大事に、これまで以上に品質の良い画像を皆さんにお届けできるよう全力を尽くしているところです。

HPは僕が作成しもう1人のメンバーにフィードバックをもらうという2人体制で頑張ってみたものの、まだまだなので、ぜひ来年にご期待ください。

 

やったことを羅列しただけになってしまいましたが、「総務局員も模擬裁判を作り上げているんだぞ。」という気概が伝われば嬉しいです。

脚本・演出といった本体の部分だけでなく、その他の部分もかなりこだわっている、そんな質の高い今年の模擬裁判になっています。

​ぜひ、隅々までお楽しみください。

藤本夏輝

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